片付ける目的は?片付いた部屋を手に入れるための片付けはNG!

あなたは何のために片付けますか?片付けが終わらない理由とは?もしかしたら、片付ける目的を誤っているからなのかもしれません。片付けを終わらせるために必要な、思考の整理、土台作りについて解説します。

 

皆さん、何のために片づけますか?なぜ、片付けたいと思うのでしょうか?

「片付け」が『断捨離』の流行とともに、私たちの暮らしに欠かせない要素であることが浸透した昨今、逆に「なぜ片付けるのか?」という「片付けの目的」を見失ってしまった方が増えています。

「なぜ片付けたいのか?」を問うと、「片付いた部屋にしたいから」と答えていませんか?

 

片付けは、目的ではありません。手段です。

 

片付いた部屋を手に入れることを目的にしてしまうと、何年も何年も片付けを続けることになりかねません。なぜなら、目的(ゴール)である「理想の暮らし」が描けていないので、いつまでたっても「もっと片付けられるのではないか」という心境になってしまうからです。

なぜ片付けるか、どんな暮らしがしたいか考える

片付けの目的とは?

では、片付ける目的は何でしょうか?

 

それは、あなたが、あなたの望む人生を送るためです。自分の理想の暮らしをするために、片付けを終わらせるのです。そのため、

「片付けが大好きで、常にもっともっと片付け続けたい♡」

という「趣味=片付け」でない限り、片付けは一刻も早く終わらせてしまうべきです。

 

もちろん1度片付けたら一生同じ状態で過ごせるわけではないので、ライフスタイル/ライフステージの変化と共に見直しは必要ですが、何年も何年も、「片付かないなぁ…」と思いながら、片付け続ける行為は不毛です。

 

前回は片付けには成功しやすい順序があることをご覧いただきました。

片づけを成功させたい!片付けるためには順序が大切

まずは、このピラミッドの土台の部分をハッキリさせるところから、目的を明確にするところから取り掛かりましょう。

 

ご自身で片付けを進める時には、思考の整理には大きく分けて2つのポイントがあります。

(1)どんな暮らしがしたいのか?

(2)どんなやり方がやりやすいのか?

1つずつ、見ていきましょう。

 

思考の整理(1)どんな暮らしがしたいのか?

片付けは目的ではなく、理想の暮らしを実現させるための手段の1つです。

そのため、漫然と暮らしているのではなく、自分がどのように生きたいのか?どんな暮らしがしたいのか?を具体的に描くことが大切です。

どのような暮らしが理想ですか?

よく、「スッキリとした家で、家族みんな仲良く、楽しく笑顔で暮らしたい。」というイメージを描くケースがあります。

 

では、

・スッキリした家は、どんな家?

・家族みんな仲良くって、どういうこと?

・楽しく暮らすって?楽しくない日も人間にはあるけれど…?

こう質問をしてみるといかがでしょうか?より具体的なイメージが思い浮かびませんか?

 

 

理想の暮らしは、できる限り具体的に描くことが大切

漠然としたイメージではなく、何を大切にしたいか?何に時間を費やしたいか?を明確にすることが大切です。

大切なものは人それぞれ違いますし、同じ人でもライフスタイル、ライフステージの変化に伴って変わっていきます。

家族とくつろぐ、仕事に没頭する、料理を作る、丁寧な家事をする、できるだけ外に行く、家の中でゆっくりする、コレクションを眺める、映画を見る、本を読む…。

 

食事、排せつ、衛生を保つ、睡眠を取る…など「生きるために必要なこと」もありますが、それ以外の時間をどのように使いたいかがはっきりしていると、その暮らしに絶対に必要なもの、なくてもいいもの、むしろない方がいいものの判断がつきやすくなります。

手をかけて家事をして暮らしたい人と、できる限り家事はしたくない人の物の選び方、持ち方は違います。「家族を大切にしたい」が同じでも、休みの日にとことん遊ぶことに重きをおいている人もいれば、家族それぞれが自由を謳歌できることを大切にしている方もいます。

あなたが、何を大切にしたいか、何に時間を費やしたいかを突き詰めて考えてみてください。

 

そして、その暮らしの中にどんな物があるのか。逆に、理想の暮らしを遠ざけている物は何なのか。考えてみてください。

 

 

思考の整理(2)どんなやり方がやりやすいのか?

私たちは何をするにも、過去の経験からやり方を固定させていることがよくあります。毎日すべての動作のやり方や順序を、ゼロから考えていることは非効率的です。繰り返し行う動作は、わざわざやり方を考えなくても行えるように「習慣」ができるのです。

ただ、時には同じように繰り返しやってきているけれど、それが本当に自分にやりやすい方法ではないことがあります。

例えば、家事であればきっと多くの方が「実家のやり方」を習得しているでしょう。ただ、それはご実家のやり方であり、自分に合っているかは別の問題です。

また、片付けや収納では「雑誌で紹介されていた方法」や「本に書かれていた方法」を「正しいやり方」だと思い込んでいるケースもあります。

ある特定の「片付け術」を、すべての人ができることはあり得ません。(だから、片付け本がどんどん出版されるのですよね…)

・自分がやりやすい片付けのタイミングは?

・自分が物を探しやすい収納は?

・自分が元に戻しやすい収納は?

・残す物を選ぶ時に、やりやすい方法は?

全て、人によって違います。

今片付けられないのは、自分が悪いのではなく、もしかしたらやり方が自分に合っていないからかもしれません。思い込みに気づき、より、やりやすい方法を選べるようになると、暮らしはぐんと楽になります。

やりやすい方法で、片付けを進めること。

それが、片づけを早く終わらせる近道となります。

 

 

 

関連記事

  1. 片づけを成功させたい!片付けるためには順序が大切

  2. モノには適量がある

  3. 「ライフオーガナイズ」とは?